今回は、コンピュータ上の重複ファイルを検索するツール「dupeguru」の紹介記事である。
ファイル名またはコンテンツのいずれかをスキャンして、 重複したファイルを見つけて削除することができる。
コンテンツのスキャンでは、kbオーダーでのサイズ差分を検出してファイルを見つける。 また、ファイル名のスキャンでは、fuzzy matching algorithmで、 完全一致以外の場合でも、重複したファイル名を見つけることができる。
それでは、インストールから。
dupeguruのインストール・実行
ターミナルを起動して、以下のコマンドを実行する。
#MacOSXの場合 brew install --cask dupeguru #アプリ実行 open /Applications/dupeGuru.app #OR #アプリケーションフォルダからアプリを開く
dupeguruの使い方
こういう画像ファイル重複*1を例題に、dupeguruを実行してみる。
まずは、dupeguru
の起動画面を示す。
左下の+
からフォルダパスを選択して、Scan
をおす。
こんな感じで、重複ファイルが見つけられる。
削除するファイルを選択する。 また、ダブルクリックでファイル内容が表示される。
リファレンスのファイルを変えたい場合には、
ファイルを指定して、Make Selected into Reference
を実行する。
削除時は、チェックボックスを指定して、
Send Marked to Trash...
を実行する。
そして、Proceed
を実行する。
これで、重複ファイル削除が完了である。
参考資料
*1:すべて同じ画像ファイルだが、ファイル名が違う。 ファイルが複数のディレクトリに跨がる。