京橋のバイオインフォマティシャンの日常

南国のビーチパラソルの下で、Rプログラムを打ってる日常を求めて、、Daily Life of Bioinformatician in Kyobashi of Osaka

MacでPower Point(パワポ)ファイル(.pptx)を展開して、xmlファイル、画像メディアなどの構成ファイルを見る方法 〜パワポファイルがクラッシュしたときのファイル修復・普及に使える〜

前書き

今回、やることは、タイトルの通りである。

パワポファイル(.pptx)は、ZIPファイルを解凍する要領で、 スライドに対応する XMLファイル、relsファイルや画像ファイルなどに分解して 各構成ファイルを確認することができる。

これは、パワポファイルがクラッシュした際の対処(中身のテキストや画像の救出!)にもなる。 おそらく、Windowsでも類似のことができると思われる。

解凍ソフトウェアのインストール

まずは、「The Unarchiver」をAppleストアからダウンロードする。

ファイルの拡張子をpptxからzipに変更する

次に、pptxとなっているファイル拡張子を、zipに変更する。

そして、確認アラートがでたら、「"zip"を使用」をクリックする。

The Unarchiverでzipファイルに展開する

続け様に、zipファイル上で右クリックして、 このアプリケーションで開くで、「The Unarchiver」を選択する。

同じ名前のフォルダが解凍されると、ほぼ完了である。

そうすると、Zipファイルと同じ名前のフォルダが現れる。

そのフォルダ内に入って、 ppt > slidesフォルダに、スライド番号に対応するxmlファイルがある。

これが、スライドのテキスト情報である。 手作業での救出は結構面倒なので、プログラム組めば少しは手間が減る。。。

また、ppt > mediaフォルダ内に、画像ファイルが保存されている。

まとめ

PPTXファイルは、一度リネームしてzipファイルを経由することで、 ファイル解凍することができる。 そもそも、PPTXファイルはZipっぽい形式なのかも。

パワポファイルがクラッシュして、アプリケーションで開くことができないエラーの状況でも、この方法を使えば、中身の画像やテキストを救出することができる*1

あと、zipにリネームしたファイルは、 Macデフォルトの「アーカイブユーティリティ.app」では 残念ながら、うまく解凍できなかった。

*1:やや面倒だけど