はじめに
パッケージを不意にアップデートしたばかりに、 解析ワークフローが動かなくなったりする。。
Rで特定のバージョン*1のパッケージを 管理するには、やはりCRANのソースファイルからインストールするしかないのか。。。
R環境だけでなく、パッケージのバージョン管理は、結構悩ましい問題である。
そんなことを考えていたら、remotesパッケージを使えば、 「特定のバージョンのパッケージをインストールできる」ということを知り、早速試してみた。
まずは、remotesパッケージのインストール
install.packages("remotes") library(remotes)
kerasのバージョン管理で試してみた
まず、CRANから普通に、Kerasをインストールする。
現在のバージョンは、‘2.7.0’
である*2。
#インストール install.packages("keras") #バージョン確認 packageVersion("keras") #[1] ‘2.7.0’
ここで、remotesパッケージのinstall_version
関数を使って、
バージョン2.3.0
をインストールしてみる。
#インストール remotes::install_version("keras", version="2.3.0") #バージョン確認 packageVersion("keras") #[1] ‘2.3.0.0’
おおー!!、無事に、kerasパッケージのダウングレードができた。
このinstall_version
関数では、指定されたパッケージのバージョンを見つけるために、
複数のパッケージリポジトリと、そのアーカイブディレクトリを検索しているとのことである。
これで、1つ諸事が減りそうである。